耐摩耗部品

硬脆材料の超精密加工技術を基盤に、焼結ダイヤモンド(PCD)や超硬合金、セラミックスなど高硬度材料を用いた耐摩耗性の高い長寿命部品の製造を行っています。
高硬度材料のミクロン単位の超精密加工に強みがあり、ロー付け技術、熱処理技術、電気加工技術、研削加工技術などの特殊なものづくり領域のコア技術を有しています。

用途に応じた素材をご提案

ひとくちに「部品」といっても使用環境によって求められる特性は千差万別です。
「さらに耐摩耗性がほしい」などのお客様のご要望に対し、素材からの最適なご提案が可能です。
いかなる素材を用いても、その精度に違いはありません。

焼結ダイヤモンド 地球上で最も高い硬度や、高い熱伝導性を活かし、超耐摩耗部品や加熱圧着工具などに対応します。 当社では主に焼結ダイヤモンド(PCD)を放電加工や研削加工により、高精度に仕上げます。

超硬合金

安定した耐摩耗性、形状自由度により広範囲の工具・部品に対し、性能を発揮します。

セラミックス

耐摩耗性能だけでなく、軽量で耐熱性や耐食性、電気特性に優れたセラミックス。 シャフトの軸受部やシール部、超仕上機のワークレスト、絶縁性能を要求される搬送装置部品等にセラミックスを接合・溶射し、高精度研削加工が可能です。
耐熱素材 タングステン・モリブデン・インバー
耐熱性が高い、または熱膨張率が小さい素材で高温環境下で使用される部品や加熱冷却を繰り返し行う部品に適しています。

加工アプローチ

放電加工


Sodick“AP200L”
【ワイヤ放電加工】
ワイヤ電極線を使用し、高硬度材料を超精密に形状加工します。又、ワイヤを傾斜させることでテーパー・同軸加工も可能です。
【形彫放電加工】
電極材料を様々な形状に加工し、高硬度材料へ形状を転写(形彫加工)します。電極は、ワイヤ放電加工機や高速高精度マシニングセンタを駆使して製作します。
【細穴放電加工】
パイプ電極を使用し、穴加工を行います。多穴の加工も可能です。

切削加工


Sodick High-Tech“MC430L”
汎用機、NCフライスからマシニングセンタまで保有。ステンレス鋼、インバー材、ヘビーメタル等の難削材まで加工対応します。

平面加工


ナガセインテグレックス
"SGC-94BL2D"
研削砥石を使用し、レシプロ(往復運動)により、焼結ダイヤモンド・超硬合金などの高硬度材料、焼入れ鋼、ステンレス材などの平面平滑化加工を行います。

円筒加工


JTEKT“GUP32-50(100)”

研削砥石を使用し、円筒形状の加工を行います。内外研双方の機能を持った万能タイプの研削盤が主力。両センター支持での外径研削及び端面研削、チャック片持ちによりワンチャックでの内外径加工が可能。焼結ダイヤモンド(PCD)・超硬合金などの高硬度材料、焼入れ鋼などの加工に対応します。内製治具により、断続円弧(欠円)の研削も可能です。

工具研削

カップ型の研削砥石により、平面、円筒面、面取り、R、SR等の加工に対応。使用設備は、複数の軸を有しており、一般的な平面、円筒形状で表現できないRやSR(半球面)の加工を焼結ダイヤモンド(PCD)・超硬合金などの高硬度材料に行います。

接合

必要な部分のみ局所的に耐摩耗性等機能を付加するように、高硬度材料を鉄系材料等に接合します。
接合強度の高い「銀ロウ」による加熱接合を主とし、加熱ができないような箇所では、用途に合わせ「接着」「圧入」「カシメ」などの接合も行います。
 また、これまで不可能とされていた超硬合金と鉄系材料のレーザー接合も可能です。

設備一覧

切削関連 接合関連
NC旋盤 1 高周波ロウ付け機 2
汎用旋盤 1 レーザ溶接機 1
マシニングセンタ 2 刻印関連
フライス盤 4 レーザマーカ 2
研削関連 測定器関連
平面研削盤 10 CNC三次元測定器 1
円筒研削盤(内面含む) 7 非接触三次元画像測定器 1
センタレス研削盤 2 表面粗さ・輪郭形状測定器 1
工具研削盤 2 真円度測定器 1
プロファイル研削盤 1 レーザ顕微鏡 1
放電関連 電子顕微鏡 1
ワイヤ放電加工機 13 デジタルマイクロスコープ 1
細穴放電加工機 5
形彫放電加工機 2