ダイヤモンドワイヤ

ダイヤモンドワイヤとは

太陽電池やLED、パワーデバイスなど、今後のエネルギー関連業界で需要が伸びると予測される各種電子材料ウエハ。
ダイヤモンドワイヤは、細いピアノ線にダイヤモンドの砥粒を固定した糸状の切断工具で、シリコンインゴットから電子材料ウエハを切り出す際に使われています。


生産性の高い固定砥粒方式に使われるダイヤモンドワイヤ

太陽電池用シリコンインゴットからウエハを切断するスライス加工の現場においては、従来の遊離砥粒方式から固定砥粒方式へとスライス方式が転換しつつあります。

従来は砥粒のついていないワイヤー(ピアノ線)にSiC(炭化ケイ素)砥粒を含む加工液を供給しながらスライスする遊離砥粒方式が主流でした。一方、ダイヤモンドワイヤを使用した固定砥粒方式は、遊離砥粒方式と比べ、加工生産性の大幅な向上とワイヤ消耗量の大幅削減によるコストダウンにより電子材料のスライス加工を革新的に改善しました。また、 スラリーが不要となるため環境負荷を大幅に削減しました。
このような利点のため、固定砥粒方式への転換が進み、さらなるダイヤモンドワイヤの需要拡大が見込まれます。

当社開発ダイヤモンドワイヤの特長

当社開発のダイヤモンドワイヤの最大の特長は 低コスト且つ高性能化をもたらした世界最速の製造プロセスにあります。
また独自の ロー付け手法の採用は多様なカスタマイズを可能にしました。
スライス加工現場での様々なお客様のご要望に対して、ダイヤモンド粒径、芯線径、砥粒密度などのカスタマイズ対応をスピーディ且つきめ細やかに行っています。

ダイヤモンドワイヤの特長

第4回ものづくり日本大賞    経済産業大臣賞受賞

低コスト高性能化をもたらした世界最速のダイヤモンドワイヤ製造システムは、太陽光パネルやLEDなどの成長分野の拡大に大きく貢献したとして、2012年の「第4回 ものづくり日本大賞  経済産業大臣賞」を受賞いたしました。
ものづくり日本大賞 経済産業大臣賞
※表彰式/祝賀会が2012年2月15日に政策研究大学院大学(東京都港区六本木)で行われ、枝野経済産業大臣より賞状を授与されました。

ダイヤモンドワイヤ普及への必要な取り組み

スライス加工においてダイヤモンドワイヤによる固定砥粒方式が採用されるためには、低価格化が必須条件となります。
また、新しい加工手法が定着するための加工条件の獲得や加工目標に応じたダイヤモンドワイヤのカスタマイズも重要な要素となります。

ダイヤモンドワイヤ