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挑戦
  • 1.
  • 第49期上期の業績について(2018年4~9月)
  •   当社の主力製品であるダイヤモンドワイヤが使用される太陽光シリコンウエハ市場は、今年に入り、シリコンウエハの価格下落によって多結晶ウエハメーカーにおいて大幅な生産調整が行われたことや、本年5月31日に中国政府より発表された今年の太陽光発電に関する助成金打ち切りの影響等を受け、市場が一時的に縮小するなど環境が急激に悪化しました。また、市場の縮小等の影響によりダイヤモンドワイヤの市場価格についても年初に比べ約5割下落したため、平成30年8月8日に第2四半期累計期間及び通期の業績見通しの修正を行いました。

      しかしながら、太陽光関連市場の回復ペースは想定よりも遅れが生じており、加えて、本年9月にダイヤモンドワイヤの市場単価が第1四半期末時点からさらに約3割下落(年初対比で約7割減)したことを受け、ダイヤモンドワイヤ販売環境はさらに厳しい状況となりました。

      これらの状況により、第2四半期連結業績については、売上高は平成30年8月8日に公表した予想数値を下回り、利益面においても減収に伴う影響に加え、ダイヤモンドワイヤの市場価格がさらに下落したことに伴い当社ダイヤモンドワイヤの製品在庫及び原材料等の評価減(1,984百万円 うち第2四半期では532百万円)を計上した影響、ならびに、当第2四半期連結累計期間において固定資産の減損損失として5,011百万円を計上した影響により、営業損失3,053万円、経常損失3,066百万円、親会社株主に帰属する四半期純損失8,354万円を計上することとなりました。また、減損損失の計上により、当社ならびに当社グループは、誠に遺憾ではございますが、当第2四半期累計期間末において、428百万円の債務超過の状態となっております。

  • 2.
  • 業績及び財務状況の改善に向けて
    • 1)ダイヤモンドワイヤ事業の収益力の回復
    ダイヤモンドワイヤ事業は、当社の主力事業でありますので、早期に業績を回復できるよう努めてまいります。そのために、以下の施策を実行してまいります。

    • ①  単結晶市場での顧客開拓
    • ②  「極」細線ダイヤモンドワイヤの販売推進
    • ③  原価低減のさらなる強化
    • ①  単結晶市場での顧客開拓

      中国政府が発表した2018年の太陽光発電に関する補助金の打ち切りの影響により、市場の回復が遅れていた影響もあり、新規顧客の開拓は当初の見込みよりも遅くなりましたが、当第2四半期より、新たな大手単結晶ウエハメーカーとの取引を開始することができました
      当社のダイヤモンドワイヤが選ばれた理由は、安定かつ高品質なウエハを生産するためのトータルコストパフォーマンスが優れていると評価されたことによるものだと考えております。
      新たに取引を開始した大手単結晶ウエハメーカーとは、取引開始後も安定的に取引数量を伸ばしており、今後もさらなる取引の拡大を図ってまいります。

    • ②  「極」細線ダイヤモンドワイヤの販売推進

      現在、市場で使用されているダイヤモンドワイヤの線径は65μm、60μmが中心ですが、当社は、中国メーカーとの差別化を図るため、当社の技術優位性が発揮できる55μm、50μmのダイヤモンドワイヤを今後の販売の中心としていく方針としております。
      第2四半期末までにおいて、60μm以下の比率が約70%まで拡大し、55μm、50μmのダイヤモンドワイヤの販売も開始することができました。
    特に、大手単結晶ウエハメーカーにおいては、今後55μmが主流となっていくことが見込まれており、また、細線化することで顧客のメリットも大きくなることから、55μm、50μmの極細線ゾーンへ市場を誘導するための販売活動を推進してまいります。   

    • ③  原価低減のさらなる強化

      今年に入ってからのダイヤモンドワイヤの価格は約7割下落するなど非常に厳しい事業環境であります。
      現時点において、この急激な価格低下に対応するのは困難な状況ではありますが、この価格帯において収益があげられるよう、ローコストオペレーションに向けた抜本的な製造工程の見直しを行うとともに、徹底的なコスト削減を実施してまいります。

    • 2)固定費の削減

      当社は、固定費の削減のため、沖縄工場での生産を一時休止し、ダイヤモンドワイヤ生産を和泉工場に集約することを決議いたしました。 また、徹底した生産体制の最適化を図るとともに、管理可能な経費の削減を実施してまいります。



    • 3)財務基盤の安定化

      当社は、債務超過の状態を解消すべく、継続的な事業運営と安定した収益基盤の整備に必要な資金を調達するため、資本増強策の実施について検討してまいります。
      これらの施策を実施することにより、早期に債務超過の状態からの脱却を目指してまいります。


       株主の皆さまには、当第2四半期において、巨額の特別損失を計上し、債務超過となったこと、また、通期の見通しついても大幅な赤字を計上する見込みとなることに対し、誠に申し訳なく思っております。
       当社といたしましては、一日でも早く業績を回復できるよう、全社一丸となって取り組んでまいります。

       株主の皆様には、引き続きのご支援の程、宜しくお願いいたします。



ダイヤモンドワイヤ細線化における当社製品の優位性
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